日本の大学では,単位制を取っている。講義の場合,週1回90分の授業を半年間で15回受講して,最終試験等に合格すれば,2単位が与えられる。講義以外にも演習,実験,実習,卒業論文などがあるが,4年間で124単位を修得すれば卒業という場合が多い。
大学設置基準を見ると,講義の場合は週2時間の授業に週4時間の授業外での学修を行うことで,半年間で2単位が与えられる。不思議に思うことがある。週1回90分の授業を行っているのを,なぜ週2時間の授業と見なせるのだろうか。また,1年間で40単位つまり半年間で20単位を修得しようとすると,週に授業を20時間,授業外での学修を40時間行う必要がある。合わせると週60時間の勉強時間。週5日とすると毎日12時間,土日も含めても毎日9時間弱となる。
これを本来の大学教育のあり方として当然と見るか,現実離れした妄想と見るか。日本の現在の大学教育の虚実がここにもある。

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